大人になっちゃうと、どうしても上手な絵がすごいってことになってしまう
だから、とある雑誌でにしまきかやこさんのインタビューを見たときは、尊敬の念に打たれた
にしまきかやこさん、というと、「わたしのワンピース」でおなじみの絵本作家だ
主人公のうさぎの女の子が真っ白なワンピースをつくっている表紙を
覚えている人も多いだろう
しかしこれが、正直、お世辞にも上手な絵ではないのである
ペンで書いたのかなぁ、という線はがたがた、
色塗りの後もしっかりのこっている
一見子供の絵のようだ
彼女がこのような画風で作品を書いたとき、周囲の人からはなかなか
賛同を得られなかったそうだ。
でも、にしまきさんは、やめなかった。
なぜなら、この本は子供たちのために書いたのだから
もちろん、彼女は美術を学んできた人だから、いくらでも上手な絵を書けるはずだ
それを、周囲から非難されながらも、子供のために描くということは
簡単なことではないはず。
そして、彼女の意志は子供たちにしっかりとどいた
その証拠に、「わたしのワンピース」は多くのファンを獲得したベストセラーとなったのである
もちろん、画力はあるにこしたことはないし、何より魅力あるお話を作る能力は必要だ
しかし、子供たちの心と、どれだけまっすぐにつながっていられるか
これが、絵本作家に重要な資質なのではないだろうか
そんなことを、ぼんやり思いながら
たまには子供のように絵を描いてみることにする
- 2009/05/20() 22:17:42|
- ̤ʬ
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15歳までは本の虫だった。
16歳からは、本好きになった。
17歳からは、たしなむ程度。
18歳からは・・・・
本の虫、と呼ばれたことのある人ならわかると思うが、
本というのは一種の麻薬だ
もしくは、読書家が本狂いという、一種の病気なのか
私は、というと、上にあるように、だんだんと、本の魔力が効かなくなってきた
もう、子供のように、純粋には読めない
悲しいことだ。
先日久々に、地元の図書館で、児童書コーナーの前に立ってみた
懐かしい顔ぶれに、思わずページを繰ってみると
そこには、郷愁をさそうもの、童心に変えらせてくれるもの、
こんな話だったのか、と驚かされるもの、様々である
大人の児童文学には、子供には味わえない楽しみがある
大きくなった手には不釣り合いな装丁が、くすぐったい。
しかし、それと同時に、あの頃には戻れなのだという事実は、
ちくりと胸を刺すのである。
- 2009/05/20() 08:56:00|
- ̤ʬ
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